MAシャーシって電池取りづらくないですか?特に右側
原因は、シャーシ裏面に電池を押すための穴が空いて無いため。
ホント、真っ平らで穴が一切無いですからね。
だったら、押せるように穴を開けちゃいます。
ただ穴を開けるだけでもいいですが、自分の場合、ついでにガッツリくり抜いて”電池落とし”をしちゃいます。
こんなステキな治具を汐見板金さんが販売してくれているのでこれを使います。カットラインに沿って切り抜くだけで電池落としが簡単にできるスグレモノです。
ミニ四駆MAシャーシ肉抜きガイドType-A | ||||
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専用治具を使ってラクしましょう!
シャーシと平行になるように3mmスペーサーを噛まして装着します。
一般的なやり方は、外枠に沿って2mmくらいのドリルをピンバイスを使って穴を連続して開けてミシン目のようにして、ニッパーで切り取って、最後はヤスリで仕上げるというヤリ方です。
自分の場合、それも面倒なのでリューターにジルコナイトをつけてガリガリと削ってしまいます。最後は、ヤスリで仕上げますが、圧倒的な時短になります。
リューターは、ペンのように握れて細かい作業がしやすいコンパクトなドレメルのフィーノを使用しています。プロクソンのリューターも持っていますが、大きくて重いのでそちらはカーボンを加工するのに使う感じです。
ドレメル(Dremel) ペン型ミニルーターFINO 2050-N/11JA 1台 | ||||
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先端はアルゴファイルのプラが溶けにくいと言われるジルコナイトの物を使用しています。ぶっちゃけて言うと”思いっきり溶けます”w 溶かしながら削る感じですね。まぁ通常の金属製とかの先端だと溶けた樹脂が固まって取れなくなったりするんですが、ジルコナイトだと固まってもスルッと取れるのでその辺りはイイところですね。
アルゴファイル ジルコナイト 〔品番:CZK2002〕 | ||||
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電動工具を使ってラクしましょう!
作業に集中してしまい、作業途中の画像は、ありません。すみません。
ガイド通り削るとこんな感じで切り抜けます。真ん中の出っ張りは、あえて残してあって、ここで電池下側の押さえ(リミッター)になっています。ここも削っちゃうと電池がすっぽ抜けちゃいますw
実際に電池を入れてみて、電池の落ち具合をみてヤスリで少しずつ削って調整します。
大体、シャーシ下面と電池がツライチになるくらいを目安にします。落とし過ぎるとコースの継ぎ目とかに電池が引っかかったりするのでココは慎重に削っていってくださいね。
電池落とし量の調整が終わったら、上側の電池押さえを取り付けます。自分の場合は、タイヤに付いているランナーの半円になっているかまぼこ型部分を使っています。
これはギャンボーについてきたスーパーハードタイヤ
この部分ですね。
実際に電池を入れて、前後が地面に対して水平になる位置を確認して先程のゴムランナーを適当な大きさにカットして四隅に置いて瞬着の3Sで点付けして仮固定します。くれぐれも大量に流し込まないように注意してください。最悪電池が取れなくなりますのでw
瞬間接着剤 x3S 低粘速硬 3本入 OM-016 wave ウェーブ | ||||
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再度、電池の位置が問題無いことを確認して電池を取り外して、今度はしっかり全面に流し込んで本付けをします。この時、位置がおかしければ仮付けを剥がして再度位置を調整して仮付け、OKなら本付けをしてください。
後ろ側にゴムのホルダーを取り付けたことによってギヤカバーの後ろ側の左右の出っ張りが干渉してしまうので、その部分をニッパーでカットしましょう。
これで、電池を抜くのがラクになり、なおかつ電池落としで低重心化にもなって、さらにバッテリホルダーレスによる軽量化と毎回付け外しする手間から開放されてイイ事尽くめですので、MAシャーシをお使いの初心者の方にはおすすめの改造ですよ。
MAシャーシは、電池落としも一緒にやっちゃうのが吉